■太陽の自然な光で撮る
プロのカメラマンは、様々な道具を持っていて、微妙な調節をして自然な明るさを作り出します。
ですが、私たち素人が自分で撮影するときには、調整のいらない「太陽の光」を借りるのが、一番簡単で仕上がりも自然になります。
晴れの日の、太陽光の入る明るい室内か、もしくは屋外での撮影がおすすめです。
※この時注意したいのはフラッシュは使わないこと
■一目で職業を直観できる衣装と背景
重要だけど、見落としている方が多いのが「会ったことがない人でも、一目で何屋さんか直観できる写真にすること」。
具体的には、その人が誰なのかをあらわす服装です。服装が見えるよう、必ず、胸まで入れましょう。
歯医者さんや歯科衛生士さんは白衣。背景にも「何屋さんかあらわすようなもの」を入れると、より、直観的にわかりやすくなります。
患者さんに説明している写真で、背景が診療室やカウンセリングルームなどいいかもしれません。
■好感を持たれる、自然な笑顔と顧客心理に沿ったポーズ
人間中身が大事なことに違いはないですが、実際に人は「外見で判断している」ことが多いのです。
私たちは、見込み客にコンバージョン※してもらうために、ホームページ上で「好感」を持ってもらう必要があります。
人間の感情はとても敏感で複雑です。ほんの些細な不自然さや、顧客心理とのズレが、見込み客の好意どころか、反感を生んでしまうことすら、よくあります。
ですが、自然な表情の人物写真を撮るのはむずかしいです。これだ!と思って決めて撮ったら、表情が硬くていまいち、ということはよくあります。これを解決するには、とにかくたくさん撮って選ぶこと。
1回で完璧な写真を撮るのは、プロでも無理です。 「良い写真を撮ろう!」と頑張るのではなく、同じ構図で何枚も撮って、中から奇跡の1枚を選びましょう。
自分で決めても良いですが、周りの人の意見を聞くのもよいかと思われます。 「自然な笑顔」と言っても、どれくらい笑うかは、業種によります。患者さんの心を笑顔でほぐしながら接することが多い歯医者さんは、歯を見せて思い切り笑っても、いい写真になります。
また、「腕組みポーズ」は、顧客心理に合わない業種のほうが圧倒的に多いです。
※ 「ホームページから獲得できる最終成果に至る割合を示す指標のこと」 トップページや商品紹介ページの、一定期間内の成約件数を、同じ期間内のアクセス数で割って算出します。